こんにちは!『ONE PIECE』の世界で、麦わらの一味の前に幾度となく立ちはだかる最大の壁、それが「海軍」です。
その中でも「世界政府の最高戦力」と称され、海賊たちから最も恐れられている存在が、「海軍本部大将」。
物語の前後(タイムスキップ前後)でメンバーが入れ替わったことでも大きな話題となりました。今回は、そんな海軍の顔である「旧大将」と「新大将」のメンバーを、それぞれの能力や掲げる正義と共に徹底解説していきます!
物語を震撼させた「旧・三大将」
まずは、2年前のシャボンディ諸島や頂上戦争で、その圧倒的な実力を見せつけた伝説の3人です。
”青雉” クザン
- 能力: ヒエヒエの実(自然系ロギア)
- 正義: ダラけきった正義
自然系の悪魔の実「ヒエヒエの実」の能力者で、全てを凍らせる力を持つ氷結人間。自転車で海を渡るなど、マイペースでどこか掴みどころのない性格をしています。「ダラけきった正義」を掲げつつも、その胸には確固たる信念を秘めており、ニコ・ロビンの過去にも深く関わっています。
頂上戦争後、次期元帥の座をかけて赤犬と決闘し、敗北。海軍を去り、現在は黒ひげ海賊団に身を寄せているなど、その動向から目が離せない最重要人物の一人です。

”赤犬” サカズキ
- 能力: マグマグの実(自然系ロギア)
- 正義: 徹底的な正義
自然系の悪魔の実「マグマグの実」の能力者で、全てを焼き尽くすマグマの力を使います。「悪は根絶やしにすべし」という考えのもと、目的のためなら味方の犠牲すら厭わない「徹底的な正義」を掲げる冷酷な人物。
頂上戦争では、エースを死に追いやり、ルフィにも生涯消えない傷を負わせました。青雉との決闘に勝利し、現在はセンゴクの後を継いで海軍元帥の座に就いています。

”黄猿” ボルサリーノ
- 能力: ピカピカの実(自然系ロギア)
- 正義: どっちつかずの正義
自然系の悪魔の実「ピカピカの実」の能力者で、光を操り、光の速さで移動・攻撃することができます。「おっかしいねぇ〜」といった飄々とした口調が特徴で、「どっちつかずの正義」を掲げます。
その実力は本物で、シャボンディ諸島では麦わらの一味を壊滅寸前にまで追い込みました。旧大将の中では唯一、新体制でも大将の地位に留まっているベテランです。

頂上戦争後の大きな変化
頂上戦争後、センゴクの引退に伴う元帥の座をかけた青雉と赤犬の決闘、そして青雉の離脱により、海軍は大きな戦力ダウンを余儀なくされました。 その穴を埋めるため、「世界徴兵」という前代未聞の方法で選ばれたのが、新大将となる2人の強者です。
新時代の海軍を担う「新・三大将」
そして現在、黄猿と共に海軍最高戦力を担うのが、この2人です。
”藤虎” イッショウ
- 能力: ズシズシの実(超人系パラミシア)
- 正義: 仁義ある正義
超人系の悪魔の実「ズシズシの実」の能力者で、重力を自在に操ります。その力は凄まじく、空から隕石を降らせることも可能。盲目の剣士であり、仁義を重んじる穏やかな人物です。
しかし、その正義感は非常に強く、ドレスローザでは海軍の非を認めて土下座し、世界政府が隠蔽してきた「王下七武海制度」の撤廃を成し遂げました。赤犬元帥と対立することも恐れない、確固たる信念を持っています。

”緑牛” アラマキ
- 能力: モリモリの実(自然系ロギア)
- 正義: (不明だが赤犬に近い思想)
自然系の悪魔の実「モリモリの実」の能力者で、身体から植物を生やし、自在に操ることができます。「3年間断食している」と豪語するなど、謎の多い人物。
ワノ国編で本格的に登場し、その圧倒的な力を見せつけました。天竜人を絶対的な神と崇め、差別を肯定するなど、その思想は元帥である赤犬に近い過激なものを持っています。藤虎とは対照的なキャラクターと言えるでしょう。

まとめ
以上、ワンピースの海軍の顔である「新旧大将」の紹介でした!
- 旧大将: 青雉、赤犬、黄猿(個性豊かな3つの正義)
- 新大将: 黄猿、藤虎、緑牛(思想の対立も含む新体制)
それぞれが異なる「正義」を掲げ、信念に基づいて行動しているのが非常に興味深いですよね。彼らが最終章でルフィたちの前にどのように立ちはだかるのか、今後の海軍の動きからも目が離せませんね!